多良間紀行に戻ろう

旧コラム

前の続き。

そういう意味で、消費者は「名前を食っている」んだな。逆に言えば「宮古牛」は今がおいしい。これまで見て来た様に、血統的には「神戸牛」と同じなのだが、値段は遥かに安い。ブランドになる前の今の内にたくさん食った方が良いよ。

話が逸れすぎた。多良間紀行の続き。島の西側に出て、「多良間島まもる」君を見る。シュールな警官の人形「宮古島まもる」君の兄弟だ。妹も含め20人の大所帯。この多良間島にいるのは正確には「宮古島つよし」君。

台風で殉職した奴もいるらしいが、長男の「まもる」君から数えて14番目が「つよし」君。13番目は伊良部島勤務の「じゅんき」君で15番目は唯一の女性「まるこ」ちゃんだ。でも、伊良部島では見つからなかった。

空港の南側のビーチがこの島では一番美しい。潮流の関係か、この辺にはごみは全然ない。赤海亀の繁殖地でもあるようだ。ガイドマップに拠ると、ここからもう少し東側の漁港近辺はコアザラシの繁殖地…え?アザラシ?

こんな南の海にアザラシがいんの?と思って調べたが、コアジサシ(小鯵刺)って鳥の間違いだな、死ね。マップの印刷ミスで時間を10分無駄にした。ついでに海驢(アシカ)、海豹(アザラシ)、鯔(トド)とか調べて、更に10分損した。

こいつらの違いはこちらとこちらを。基本、海驢、海豹の類は寒い海にいる。ただ、多摩川に出現して騒ぎになったこともあったし、昨年、渡嘉敷島に来た記録もあるので、行動範囲は広いようだ。

(続)

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