油粕

旧コラム

前の続き。

2軒目、昨晩も来た「海魚」。魚の皮の天麩羅を食いたかったが量が多そうだったのでパス。刺し盛りは前日食ったのとは種類が違ったので日替わりのようだ。見ていると、弁当を買いに来ている人が多い。弁当屋も兼ねているようだ。

ここで泡盛を飲んでだらだらと。その後、港のターミナルビルにあった居酒屋「みなと」を当たったが、この日は早仕舞いだったようだ、残念。今日は疲れたし、これで宿に戻って軽く飲んで寝よう。

ということで、売店でビールとつまみを。「油粕」ってのがあったので買ってみた。沖縄では「あんだーかし(あんだーが油、かしが粕)」と言い、豚の背脂を取り出した残り粕ということだ。日本各地にあるが、それぞれで原材料は違う。

製造は首里だったので船で運んで来たもの。店内の品物の多くは本島から仕入れているようだったが、この油粕、わざわざ仕入れるほどのものなのか。値段は330円、本島よりは130円ぐらい高いよう。

ということで、食ってみる。さくさくした揚げ物みたいな感じだが、脂そのままで、重い。温めた方がまだ行けるかも知れない。大した量ではないのだが、一パック全部は食い切れず持ち帰った。

はっきり言ってお勧めしない。脂が好きな俺が言っているのだから、かなり胸焼けするよ。揚げたてなら旨いとか聞いたが、それは店頭で待っていないと食えないだろう。料理に使うのが賢いかも知れん。レシピは色々あるようだ。

(続)

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