読谷の海岸で

旧コラム

前の続き。

以上、こんな知識、釣り人には当たり前なんだろうね。でも、俺は沖縄で初めて覚えた。おそらく、東京に住んでいる奴は半分以上知らないんじゃねぇかな。俺に学がないだけ?でも、都会で生きていれば使わないからなあ、この知識。

さて、読谷へ出発。パチ屋を朝覗きに行ったから、早くに起きていたのだが、潮干狩りには遅刻した。家から読谷まで予想以上にかかった。那覇から1時間はかからんだろうと思ったら、意外にかかる。深夜なら40分ぐらいで着くのだが。

さあ、狩りに行きますか。目的の中心は栄螺。さざえ、な。沖縄の栄螺には角がないから注意だ。見た目は普通の巻き貝っぽい。他だと、高瀬貝、シャコ貝なんかが取れる。

他に、小さいので食えるのもある。沖縄では「ティラジャー」って呼ばれる、マガキガイ。だが、この貝は見た目がイモガイに似ている。こちらは毒を持っていて、マガキガイとの区別も難しい。

なので、素人は採るべきではない。イモガイに刺されると死亡することもあるので、むやみに触らないことだ。猛毒のアンボイナガイもこのイモガイの一種。どうしても採りたい奴はこれを参照。

一応、この貝の外側の窪みで区別はできるらしい。でも、ちょっと不安だな。だってよ、イモガイも、人に踏まれたかなんかで、この部分がたまたま欠けたりしているだけかもしれんわけで。ま、君子危うきに近寄らず、ってことよ。

(続)

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