スポーツは憂さ晴らし

旧コラム

前の続き。

戦国の国盗りを再現したものだ。沖縄はあっさり征服されたので、それに対する反発、復讐心と言っても良い、が、甲子園の応援につながっている。労働者も仕事の手を休めてテレビに齧りつくぐらいだからな。

ワールドカップも似たようなところがある。後進国ほど熱狂している感じ。つまり、普段経済などで勝てないから、それをスポーツにぶつけているような。戦争につながりかねない不満の捌け口になっているということだ。

だから、後進国では、試合で自殺点をやったりすると、国に帰って殺されたりする場合がある。それほどの入れ込みよう。ま、賭博とかも絡んでいるからだが。それに比べ、日本は生卵や水程度で済むから良かったね。

それも今は昔、最近の日本代表の場合、どんな無様な戦いをして帰って来ても、そういう罵声の飛び交う出迎えもない。どころか黄色い声援が飛び交うだけ。もうスポーツとは思われていないな。

「国の代表なんだからプライドを持てよ」とすら思われていない。そう考えると、単なる格好だけのアイドルグループがバラエティーでサッカーをやっているだけと言えるわけで、それにしては善戦している方なんじゃないか?

普通は、野球みたいにメダルを逃しただけで袋叩きにあうもんなんだよ。国の威信がかかっているスポーツならば、ね。オリンピックのスノボもだらしない格好で叩かれたろ?そういうのがねえからいつまで経っても弱いんだよ、玉蹴りは。

(続)

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