教育とは

平さんには世話になった、の続き。

授業中も大概寝てたし、学校で勉強した覚えが俺はほとんどない。でも、みんな勝手に勉強するんだよね。自発的に。俺は学年の下から5位以内に確実に入っていたけど、なんだかんだで大学に行ったわけだし。

生徒の元が良いから進学先も良い、それは確かにある。でも、それだけじゃないね。ここの校風に教師、これが良いから、結果的に生徒もできる。間違いなく、この学校の教育は優秀だ。俺も自分の子供がいたら麻布に入れたい。

中高生ってのは、子供でもないけど大人でもない、微妙な時期。こういう多感な時期には、頭ごなしに叱るってのは逆効果。どころか、この上ない悪手。

人間というのは、その心を納得させないと、本当の意味では動かせない。暴力や権力で一時的に服従させても、所詮は面従腹背。その不満は蓄積し、必ずいつか爆発し反抗する。

俺はそんなに反抗した方ではないが、教室では以下のような光景はよく見た。

生徒「英語なんて何の役に立つんだよ。俺、外国行かねえし。」

教師「大学受験の科目にあるんだから、大学に入るのに役に立つだろ。」

生徒「こんな受験システムにした奴、馬鹿じゃねえの!」

教師「なら、お前が政治家か官僚にでもなって変えれば?でも、政治家も官僚も、大学行けないと、なるのは厳しいな。」

生徒「ぐぬぬ。」

(続)

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