白蟻・1

管巻き

数日前に梅雨が明けて天気も良くなった。何か今年は期間が長くて雨も多かった気がする。でも、去年がちょっと早く開け過ぎただけで、今年は例年程度の様だ。

毎日毎日天気が良くなかったイメージがあるから長く感じたのか。いつもは、梅雨と言ってもそれなりに晴れ間があったりするものだが、今年はそれが極端に少なかった。

職場での白蟻との格闘も終わった様だ。あっちは山が近いからか、白蟻が侵入して来る。窓の冊子の隙間、あんな空間から入って来られる様だ。奴らは侵入後に羽を落とす事が多いので、それで分かる。

そこで羽を落としてしまうと、冊子の溝から登って来るのは難しい様で、再び勝手に外に出て行くから問題ないのだが、侵入後にも羽を落とさない奴がたまにいて、そいつが室内を飛び回る。

大概の虫と同じで、明かりに寄って来る性質がある。繁殖期が56月。普段の木の中の巣から、新たな巣を作るべく、羽蟻が飛び立つ。夜行性の様で、明かりが漏れるビルの窓に寄って来る、と言う訳。巣作りの習性から隙間が大好きなので、冊子の僅かな隙間に好んで入って来る。

侵入後、蛍光灯に何度もぶつかるので、その音で分かる。偶に下に降りて来た所を捕まえて潰す。最初、羽蟻が侵入して来た、位にしか思っていなくて、捕まえて外に逃がしていたんだが、良く見ると蟻と形状が違う。

普通の蟻は、頭部・胸部・腹部の括れがはっきりしているのだが、こいつは何か寸胴。調べて見たら白蟻って事が判明して、室内にある窓枠等の木材に巣作りされては堪らんので、徹底的に潰す事にした。

(続)


渡嘉敷島、阿波連。

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