シェイクスピアの話だった。他にも『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』『ジュリアス・シーザー』等、日本人でも大概耳にした事があるタイトルばかり。
いや、全然読んでないぜ、俺も。劇とか全く興味ないし。ただ、粗筋程度は知って置いた方が良いだろう。今ではちょっとググればウィキペディアでさっと読めるんで便利なもんだ。
昔は、こう言うネタ本が流行っていた。大人の教養の為の文学、みたいな本。有名所のタイトルの粗筋だけを纏めた様な、俄仕込みの、上っ面だけの薄っぺらい教養を偉そうに他人にひけらかしたい人の為の本。今じゃググれば済む事なんで、こんなもんは売れないだろうが。
まあでも、要点だけ簡潔に、とは思うよね。文学なんて大体下らなくて、読んだ後に暇潰しにはなったかなあ、程度。読んだ事で、はぐれメタルを倒した様に経験値が上がる文学なんてないし。
北斗の最初で、紙幣を「こんなもん、今じゃケツを拭く紙にもなりゃしねえってのによ!」ってばら撒くシーンがあるけど、本って、あんなイメージ。
いや、俺も諭吉でケツ拭いてみてえな。百円札に火をつけて「どうだ明るくなっただろう」って成金の風刺画、歴史の教科書で見た事あると思うが、あんな感じに。
(続)
窓はビニールのジッパー。ジッパーって偉大らしいぜ。青函トンネルの排水でも使われているとか。
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