【みよし・1】早稲田のパチ屋

管巻き

タイトルは変わったけど、前の続き。早稲田にあったパチ屋2店舗、その内の「三光堂」の話は以上。次、もう1店舗、「みよし」。これは今もある。

グランド坂の上にある「みよし」は、食えた。世話になった。

早稲田の学生は、最寄駅は早稲田駅だが、これは地下鉄の東西線で、住んでいる所によっては地下鉄に乗り換えるのが結構面倒だったりするんで、山手線と西武新宿線の駅である高田馬場から歩く奴も多い。15分くらい掛かるけどね。

大学から馬場まで歩く際に、帰り道で真っ先に目に付くのが、このパチンコ屋「みよし」。そのせいもあって、客は、こんな辺鄙な場所にあるパチ屋にしては、多かった。

「みよし」は、3円交換でラッキーナンバー制がメイン。今の若いパチンカス君には、ラッキーナンバー制って、多分理解出来ないだろうな。無制限、出た玉は自由に使って良い、ってのが当たり前だろうから。

昔は、例えば羽根物だと、営業時間中ずっとその台を打っていて良い訳じゃない。3000発定量とかあって、首尾良く3000発出たら、そこで打ち止め。その出玉は強制的に交換されて、その台は電源オフで、もう打てなくなる。

今と違って交換率は2.5円や3円が当たり前だから、強制的に交換されれば、玉は4円で買うのだから、当然換金ギャップで損をする。大損。でも、これで勝負になるほど釘が甘い、遊べる、時代だった。

(続)


久米島を、奥武島側から。

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