時間制限

管巻き

試験のこれ、いつも要らねえなあ、って思う。いや流石に無制限はまずいんだけど、でも、余裕がないのはどうかと思うんだよね。ぎりぎり間に合うとか、みたいなテスト。

思考とは、立ち止まって考えること。そこに時間の制限は不要。そりゃあね、現実的な制約から、無限って訳には行かんから、制約はあるのは仕方ないが、でも、プロでもかなりきついな、って思う様な制限はどうかと思うんだよ。

学生に何を問いたい?単に、時間内で処理出来るその効率的作業が熟せる社畜か?まあね、そう言うのが欲しいってのは分からなくもねえんだけど、企業の側からは、な、でも、それは大学が求める物ではなくねえか?

つまり、就職の際にはこう言う時間がかつかつの試験もありだとは思うけど、大学受験に於いてはこれは必須の能力だろうか?

余裕がある時間の中で、どんな発想をして来るのかとか、様々な類推をして自分の穴を補って来るのかとか、そう言う能力こそが本来の学問の能力なんじゃねえの?

俺が大学の経営者ならば、突飛な発想をして来る奴が欲しい。だから、時間制限には極力余裕を持たせて、良く考えさせて、その上での答案を見たい。幾ら目まぐるしい世の中と言えど、大学がそれに迎合するのは違うと思うね。

面白い岩が多い。孤島で波が荒いからだろう。

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