日記忘れてた・3

管巻き

両親は、「何もないのは良い便り、漸く独り立ちしてくれた」とか喜んでいるが、マイナスが何とかゼロ付近、それでも十分にマイナスだが、に戻っただけの話で、喜ぶ事じゃない。

あんな震災の後にでも親の事にすら気が回らないとは一体どんな神経をしているのか。震災後に2度、祖父母の葬儀があったんだぜ。そこにも来やしねえ。次に奴を見たら斬り捨ててくれる。

どうせ、俺の面を見るとめそめそ泣いて許しを請うだけで、斬る価値もないが。泣けば免罪符になると思っている様な、女の腐った奴と言うのも女に失礼な位のごみ屑。

そう言う生き方を覚えさせてしまった俺にも責任があるのかも知れん。餓鬼の頃から、口でも腕でも完膚なきまでに負かしていたから。喧嘩の際にどちらかの逃げ道を作ってやらなければならなかったのかもと思わなくもない。

譲る事が足りなかった。こんな負い目があるから、俺も少しだけ言い辛くなって、現況があるのかも。世の中難しい物よ。こんな失敗談義も、誰かがこれを見て生かしてくれれば本望だ。

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シリア大使夫人の花も飾ってあった。内戦中なのに。

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