日記忘れてた・2

管巻き

あの不愛想な(俺はそれなりに行った事があるのだが、一度も笑顔を見た事がない)おばさんが、親族の病気で地元の札幌に帰ってしまった様だ。残念至極。

そんなに頻繁に行っていた訳じゃないけど、味は好きだった。スープカレーで具が多くて、重いのが難点で。もっとシンプルにスープとチキンだけで値段がもう少し安ければ、気軽にもっと行っていた。

親族の病気かあ。今後俺にも起こり得る話。と言うか、親父はもう末期癌だから、後はいつ死ぬかの問題。もう十分生きたし、思い残す事もあるまいから、こちらも心配なぞしていないが、残された母ちゃんの方で色々と出て来るだろう。

きちんと遺書だけ書いて置けよ、と念を押して置いた。俺に財産よこせとか、そんなんじゃなく、面倒にならない様、きっちり生前に決めて置いてくれ、って事。

何も言わずに死なれると後で大変だから。あの愚弟とは面倒な事になるのは確実。世が戦国なら我が手でとっくに首を刎ねている。ま、それを言うなら、とうの昔に親父とも戦になっていただろうが。

カレーを切欠に物騒な話になった。だが、あの地震後の困難の中も、今まで一度たりとも親の手助け、どころか会いに来た事すらもなく生きているあの愚弟は、獄門でも足らん。

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季節のイベントで、蘭が沢山展示されていた。

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