被災者

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親父もようやく決断してくれた。沖縄に来る、ということだ。明日のフェリーで、東京から車を乗っけて、こっちに到着は3日後。

俺が、罹災証明書があれば公営住宅に住める、なんて入れ知恵をしたもんだから、途中の埼玉あたりで、この辺で借りられないかな、とか始まったんで、またか、と思ったが、変更せず沖縄に来るようだ。

まあ、確かに福島周辺で公営住宅を借りるのも一つの手だけど、この混乱だからな。結局生活には苦労するわけだ。しかも何ヶ月かかるかわかりゃあしねぇ。今のところ原発の危険性もなくなったわけではない。避難範囲は変わってないが、実際どうだかねぇ。原発を間近で見てきた親戚が言うには、政府の言っていることなぞ当てにならん、ってことだし。

何にせよ、沖縄の生活は震災以前とさほど変わりがないので、こっちに来てもらった方がいい。親戚の別荘を借りられるので、そこでゆっくりしてくれりゃあいいし。俺の生活拠点とは遠いから、那覇市内の公営住宅に住んでもらうことも考えているが。被災者に提供しているからな。

…。!!!俺も被災者か?何をアホな、という感じだが、車上生活者ゆえ、住民票は親の実家にある。免許の住所も福島で、退避命令の範囲。だから、俺も家に戻れなくなった被災者、というわけだ。

ま、だから何だ?という話だが、親は本当に被災者なので、住宅を貸してはくれるだろう。親父は病気持ちなので、なるべく医者がいる那覇の方がいいしね。

明日フェリーに乗ってくれれば、とりあえず安心だ。


注釈

この辺の話はまあ、あれだ。両親を呼び寄せてから生活基盤が安定するまでは結構面倒だった。
本も充実している。

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