清明祭・その1

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「せいめいさい」か「しーみーさい」と読む。簡単に言えば、墓の前での食事会。元は中国の風習で、その名残ということ。ただ、宮古や石垣では行われないとか。

こっちは毎月のように何か祭りがあるわけだが、その理由の1つが中国文化と日本文化の両方の影響下にあったということが関係している。つまり、日本の暦でも中国の暦でも祭りも行っているから、どうしても多くなるってこと。無論、集まってわいわいやるのが好きな県民性ってのも大きな理由だが。

これだけ祭りが多いから、県外からの嫁さんなんかは結構参っちまうとか。親族が集まるとなれば、飯だの家の掃除だのは嫁さんがやるわけで。だから「アンマー我慢のオリオンビール」ってなるわけだね。

こっちの墓は本州のとは全然違い、遥かにでかい。だからその前に親族が集まっても問題ないくらいの広さはある。大概高台にあるので見晴らしもいいしね。

で、この清明祭は4月から5月に行われる。時期は各家族でそれぞれのようだ。だから特定の日と決まっているわけではない。基本的には長男がホストでやる。で、たとえば嫁さんがこっちの人であれば、そっちにも当然参加するので、2回参加、ってこともある。そこで日をずらしたりして調整するようだ。


注釈

清明祭はこの時しか参加していない。墓の前のピクニックって、ちょっと違和感はあるな。
古宇利大橋が見える。

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