【教材レビュー7】好きだから働く?

旧コラム

実は、職業なんて、誰でもそうなんだけどな。仕事が楽しくて楽しくて仕方が無いなんて奴はこの世に一切いない。断言する。仕事なんてつまらなくて当然。楽しいとか言っている奴は、自分でそう信じ込みたいだけだ。

やりがいがあって楽しい、そう自分に暗示を掛けることで、仕事が辛いという現実から逃避している。「仕事の喜び」なんてのは、支配者階級や宗教に押し付けられた、奴隷の道徳だ。

それに従うことで、この労働の日々を、自分で自分を納得させたいだけ。この辛い日々を正当化することで、ともすれば病んでしまいそうな日常で、自分の心の安寧を得たいだけ。

労働せざるを得ないというこの現実を、これこそが人生の喜びと変換することで、何とか生きている。こういう道徳、らしきもの、を、知らず知らずのうちに社会で叩き込まれている。この洗脳に気付かず生きているだけだ、労働者は。

一切働かなくても良い、それでも働くか?「仕事が好きだから働く」なんて言う、ワタミに毒された間抜けもいるんだろうな。違うね、人間、働かなくて良いなら働かんのだよ。ナウルって国、知っているか?

太平洋南西にあるごくごく小さい島国で、人口も1万人程度。この島は海鳥の糞の堆積で出来た様な島で、これがリン鉱石の元。リンの主な用途は化学肥料、農薬、殺虫剤、エンジンオイルなど。

(続)

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