トッピングのバリエーションが乏しい

旧コラム

沖縄そばは淘汰される?、の続き。

次に具。沖縄そばの具、一辺倒過ぎないか?ラーメンと比べると具で売れない。これはでかい。ラーメン屋は具での儲けがかなり高いと聞く。味玉、チャーシューなど。味玉で100円って結構ぼったくってるだろ。原価20円ぐらいらしい。

ところが、ラーメン屋がこのように様々なトッピングを提供しているのに対して、沖縄そば屋のサービス精神の低さよ。ノーマルのかまぼこ、三枚肉、ソーキ、てびち、こんなもん。自由度が著しく低い。

肉系統はトッピングとしてはあまり儲からないらしい。が、肉に偏っている。ラーメン屋が卵、メンマ、ネギなどを提供していることを考えると、あまりに幅が狭い。

特に卵が致命的。利益率が高く人気があるトッピング、これを使っている沖縄そば屋がどれほど少ないことか。合わないわけでは絶対にない。相性は決して悪くない。

沖縄そばなんてうどんみたいなもんだからな。うどんでは頻繁に使われている卵、これを何故使わないのか?卵焼きとしてそれを刻んだものを出す店はいくつかあるが、そうではなくて、生や味玉として提供すべきということだ。

生でも沖縄そばに合うよ。月見うどんと変わらないからな。それに味玉は作る方の腕の差も出るから、これがうまいと客が呼べたりもする。沖縄の卵屋は沖縄そば屋に営業をかけるべきだと思うね。

(続)

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