県外移転は有り得ない

旧コラム

保護の必要性、なし、の続き。

この世には数多の種がある。そして、あった。歴史の中で多くの生物が消えて行った。弱い生物が淘汰されるのも止む無し。それが自然淘汰、適者生存だ。だからジュゴンは辺野古基地問題において論点にはならない。

第三に。普天間基地を辺野古にではなく県外移転、という意見に反論しよう。そもそも、何故沖縄に米軍基地があるのか。日本のどこでも良いけど、適当に沖縄に作った、なんてことがあるはずもない。

沖縄にばかり米軍基地があって不公平だ、という意見を聞く。別に日本やアメリカが意地悪したくて沖縄に基地を集中させている訳では勿論ない。どちらかと言うと、沖縄がこんな位置にあるのが悪い。

いや、冗談だが、沖縄を地政学で考えればここに米軍基地を置くのは当然と言える。そもそも基地が必要なのは敵国に対処するため。そして、現在の太平洋東アジアにおける日米の敵国はロシア、中国、北朝鮮。

この敵国3国の状況を見て行こうか。まずロシアから。北方領土問題は勿論あるけれども、日露間の関係は現状そんなに悪くはない。露助はウクライナに夢中なので、こっちには当面来ないだろう。

北方四島、金で買ってしまえば良かったのにと俺は思っている。本来、日露の国境に関する最後の条約は樺太千島交換条約なので、樺太全部がロシア領、千島列島全てが日本領。

今でも日本共産党はこういう主張をしている。日本の政党の中で領土を一番広く主張しているのがこいつら。変なところで愛国だね。ま、左翼は内ゲバ大好きなので、中国共産党ともロシアとも実は仲が悪く、反ロシアであったりする。

(続)

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました