愚者の贈り物

旧コラム

この時期のネタは以前に書いたことがあるので、そちら(その1、その2、スマホからは2013年の12月23日の記事)を。以下の話も昔ブログに書いたことがあるんだけど、さらに天邪鬼をこじらせて、バージョンアップ。

どうせ24日も25日も大晦日も正月も、スロを変わらず打ち続ける諸君にとっては、どうでも良い話ではあるのだが。一応、暦に合わせて、ネタを。ま、こういう典型的なお題で書く方が、こちらとしても楽ができるのでねw。

さて、クリスマス、その美談、まあ、皆知っているよな?賢者の贈り物、って奴。全文、原文はこちら。オー・ヘンリー、他の有名な作品はこちら。この話、俺には愚者にしか思えないんだけどw。心の底から反吐が出る話w。

突っ込みどころ満載。まず、よくよく考えると、この男女の売ったもの、釣り合ってないよな?髪を売るのと、先祖代々の形見である懐中時計を質に入れること、どちらが覚悟が要ることよ?馬鹿でもわかるわな。

髪なんざいくらでも伸びるんだから。というか、髪が売れるんなら、伸びたらその都度毎回売って来いよ、って話だw。少しでも家計の足しにする為に、伸びたらさっさと切って売って来い。

形見の懐中時計を質入れはまずいだろw。質流れしたら終わるんだから。女の髪の為に櫛を買って来たんなら、そんなもん、すぐに質に入れて、懐中時計、買い戻すべきだ。形見はこの世に一つ、取り返しのつかないものなんだから。

もっと言おう、愚かなのはそこではない。これはコミュニケーションの齟齬に他ならないからだ。本当に信頼できる恋人同士、夫婦同士であるならば、こんな阿呆なことは起きない。

(続)

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