旧コラム

前の続き。

与那国島。北緯24.5度、東経123度、日本最西端の島。東京から1900km、那覇から509km、石垣から127km、台湾から111km。与那国からは、石垣よりも台湾の方が近い、国境の島。

折角なので、日本の東西南北、その端のおさらい。

北:択捉島(ロシアが実効支配)・日本の実効支配している北端は弁天島(民間人は渡航困難)

南:沖ノ鳥島(通常、民間人は渡航不可)

東:南鳥島(海上自衛隊、気象庁職員のみ)

西:与那国島

ということで、日本の端の中では、西端のみ、民間人でも行ける、ということになる。因みに、民間人の行ける東西南北端は以下の通り。

北:北海道・宗谷岬

南:波照間島・高那崎

東:北海道・納沙布岬

西:与那国島・西崎

今回の旅で南と西を。北と東は行ったことがあるので、これにて制覇となった。

時差について。日本標準時子午線は、明石市などを通る、東経135度線。国内の時刻は全てこれを元にしているので、当然、どこでも時刻自体は同じ。だが、日の出日の入りの時刻は場所により変わる。

時差は、経度15度で1時間。東経180度、西経180度、合計で一周360度、地球一周が一日24時間、360÷24=15、ってことで、15度で1時間。

東京(東経140度)と那覇(東経128度)では、約48分の差。那覇の方が東京より、日の出日の入りがこれだけ遅れることになる。

与那国島(東経123度)は、那覇よりも約20分の遅れ。東端の南鳥島(東経154度)とは、約2時間の違い。同じ19時でも、東京は暗くなっているのに、与那国はまだまだ明るい、なんてことが起きる。

(続)

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