木枕

旧コラム

与論紀行、続き。

おばちゃんが言うには、与論は鹿児島ではあるけど、出るのには那覇の方が便利なんで、買い物とかではそちらに、ってことだ。小禄のジャスコなんかでは与論の島の人と良く会う、って言ってた。だいたい行くところが同じなんだろう。

この民俗村で一通りの建物を見て、お茶請けのらっきょうや味噌を戴きながらくつろいで、土産物を買う。与論独特の草木染めのTシャツと、一枚板から作られた木製の枕。Tシャツは色むらがいい感じ。木枕は面白いおもちゃw。

この木枕、なかなか言葉では説明しづらい。一応写真も上げておくけど、わかるかね?一枚の板に切込みを入れていって、組み立て式の枕にする。持ち運びにも便利。組み合わせで高さも2種類に変えられる。

本当に良く出来ているね。最初に考えた奴は偉大だ。これ、沖縄、与論あたりに伝わる伝統工芸品らしいが、調べた感じ、与論の方がメジャーかもね。この与論民俗村以外では、なかなか手に入らないかもしれない。

芭蕉布作り、草木染、木枕作り、どれも体験できるようなんで、ここで覚えて地元で作れば商売できるかも知れんねw。まあ、パクリは宜しくないがw。

ここまでで大体、島の外側、内側を一周した。前日チャリで周った際にも感じたが、この島は人があちこちに点々と住んでいる。集落もあるにはあるが、そこだけに集中しておらず、どこにでもそれぞれ家が建っていたりする。

他の離島ではこんな風にはなっていなかったな。集落を過ぎると、あとは次の集落まで山だけ、なんてのが普通。こういう風にあちこちに住まれると、インフラ作り、大変だろうに。なぜこうなったのかは不明。起伏が少ないからかな。

(続)

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