甲賀忍法帖・その2

旧コラム

水の様に優しく 花の様に劇しく 震える 刃で 貫いて

宿命られた 涙を 瞳の奧 閉じても 流れる 血潮 止められない

血潮は下とつながっている。

蜜の様に零(こぼ)れて 徒(あだ)の様に散りゆく 儚い 祈りを 搔き消して

血が流れる様を、蜜の様に零れる、って表現は素晴らしい。その後は、無論、徒花から。

宿命られた 二人を 葵闇が 裂いても 貴方と 搖蕩(たゆた)う 隱り世まで

葵闇は造語。徳川の紋所「三つ葉葵」から。ストーリーを含めているところが素晴らしい。

「あなたとずっと一緒にいたい」←小学生並みの言葉。「貴方と搖蕩う隱り世まで」←大人。

カスラックに目をつけられたくないので、ちょっと面倒な形にしたw。動画はこちら(PV)かこちら(アニメのネタバレ)。曲的には、このバンドとしてはかなり軽めでキャッチーな曲。

詞は昨今の歌へのアンチテーゼか。三文にもならん駄文は聞くに耐えない。恋愛を題材にするのはいいとしても、「大好きです!」とか、馬鹿かw。自分が知恵遅れですって触れ回っているようなもんだw。

気持ちを伝えたいと思うなら、それを言葉に込めないでどうするよ?小学生でも書ける歌詞を書いていて、恥ずかしくないのか、アーティストとか名乗ってよw?

そんな糞を涙を流して聞いちゃうメンヘラどもがわんさかw。こんな便器御用達の音姫みてぇな歌を延々と強制的に聞かされるのがパチンカスなんだけどねw。だから俺はイヤホンでシャットアウトw。

日本語って、十分美しい。英語の歌詞に走っちまう能無しは、自分の言語ともう少しまともに向き合え。そして、これくらいの詞を作れ。

(終)

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