尻剣井守

旧コラム

前の続き。

今では多少のアップダウンがある散歩程度。この時も工事が進行中だったんで、今後さらに整備されて快適になるだろう。ただ、階段は急ではあるんで、50代ぐらいになってくるときついかも。

キャンプ場の近くには、静かなせせらぎがあり、ここで水遊びが出来る。夏場ならいいかもね。

ミチヲが何か発見したんで、捕まえてみる。イモリのようだ。これを書く際に調べて知ったことだが、シリケンイモリという、沖縄固有種。沖縄ならあちこちで見られるので、珍しい、ってわけではないようだ。

漢字では「尻剣」と書き、尻尾が剣の様に見えるから、とのこと。確かに、普通のイモリの紐のような尻尾と比べると、太い。

腹の色が特徴的で、オレンジや黄色とのこと。今回のはオレンジだった。ん~、何々、ウィキペディアによると、警戒色で、テトロドトキシンを持つ?青酸カリの850倍の毒性・・・。素手では持たないように?持ったらすぐに手を洗え?

・・・。写真の通りで、がっつり手づかみw。まあ、経口摂取しなきゃ問題ないようではある。ネットで見ると、手で持っている画像もたくさんあったしね。イモリにも手づかみは良くないらしく、人間の体温は高温すぎるんだと。

イモリとヤモリ、わかるよな?ミチヲはわかっていなかったようだが。漢字で書くと簡単で、イモリは井守「井戸の守り」、ヤモリは家守「家の守り」。特に、ヤモリは害虫を食うから、いい奴だよ。家で見かけても殺さないように。

イモリは水辺にいるんで、皮膚呼吸の両生類、ヤモリは陸上にいるんで、肺呼吸の爬虫類。イモリは水辺にいるからなのか、歩き方がぎこちないな。この時のもそうだった。

因みに、トカゲは爬虫類で、ヤモリもトカゲの一種。まあ、俺もちょっと曖昧だったんで、ここらでまとめて勉強。知識が増やせるのも旅の醍醐味だな。以上、理科の時間、終わり。

(続)

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