留置所の一日

旧コラム

ということで、一般人が知る由もない留置所の生活を記事に。まあ、こんなところを読んでいる方々なら、中には知っている方もいらっしゃるかも知れませんが、ねw。

煙草は一日2本まで。一回の休憩で2本一気に吸わないとならない。留置所の部屋から出されるのが一日一回なので、その間に吸う。

飯は糞まずい。臭い飯、ってまじだねw。朝は質素、昼はパン、夜は少し豪勢な幕の内弁当。どれもまずい。味噌汁が特にそう感じた。わざとまずく作っているんじゃないかと疑っている。インスタントの方がましだろう、ってレベルなんで。

おそらく、居つかれないように、なんじゃないかな。乞食が、路上生活をするぐらいならこっちの方がいい、って思ってはいかんだろうしね。

そうじゃなきゃ、味噌汁なんて、どんな下手糞が作ってもあんな味にはならんよ。なんか、「まずい素」でも入れているんじゃねぇか?

当時は初夏だったが、部屋もエアコンが効いていて快適だった。自由はないけども、飯は保障されていて、暑さ寒さも凌げる。これなら居つかれかねないよ。せめて、飯だけでもまずくして、もうここには入りたくない、と思わせないと。

本や新聞は回し読み。ホチキスなども外されていて、紐で結ばれている。こんなのも凶器になりかねないという判断か。風呂はなし。長いこといたらあるのかも知れない。

検察行きのバスは週に2、3日。それが出ていない日はそのまま警察署内の留置所にいることになる。全くやることがないので、新聞をじっくり読んだり、筋トレしたりw。

ということで、ここで一泊。翌朝、再び手錠をかけられ、その真ん中に縄を通されて、数人で行列になり、そのままバスに乗せられ、東京区検(簡易裁判所に対応していて、地検と違い、軽微な犯罪を扱う)まで移送されることになった。

(続)

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