税金と発言権

旧コラム

前の続き。

そりゃあね、俺の納めている税金は少ないかもな。でも、0ではねぇんだよ。いや、この日本に一切の税金を払わずに生きている奴なぞいない。消費税と言う形で絶対に持っていかれるんだから。

税金を納めた多寡で発言権が変わるのか?そんなことを言ってしまったら、上には上がいるよな?たくさん払っている芸能人やスポーツ選手の意見は他の奴の意見よりも重視されるべきなのか?

税金の多寡によってそんなものが決まるなら、選挙権が一人一票である事すらおかしい。株主総会と同様、納めた税金によって票の重みを変えればいい。

民主主義の否定と同じ。これを突き詰めれば、金持ちの意見が絶対、という社会になるわけで。こんなことをやれば、力を持つのは常に金持ちの家系だけ。立場が世代交代しても固定化する。

絶対主義と何ら変わらんよね。結局、民主的にはならんから現在の制度になっているわけで。

だから、議論において、お前が言うな、ってのはありえない。この国では、例え犯罪者であっても自分の意見を表明する権利はあるんだから。

それに耳を傾けるかどうかは自分次第なんだよね。相手をする価値がないと感じるなら、放置しておきゃいいだけの話。

こんなところまで来て、反論ってほどでもない悪口雑言を書くエネルギーをもっと他の方向に向けられれば、自分の生活がもっと充実するかもしれないものをw。

ま、こんな風にネタに出来るんで、こちらとしてはどんなコメントも有り難いんだけどねw。

(続)

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