職住近接・その1

旧コラム

しばらく前から、家の近くを職場にしている。

まあ、便利だよね。朝もぎりぎりで間に合うし、状況判断が難しい場合は、一度撤収して家で一眠りしてからまた店に、なんて行動もできる。

徒歩圏内だから下見も気軽に行ける。例え飲んでいてもできる、ってのは、俺のような酒飲みには非常に有り難い。遠くの店ならタクシーでも使わんとならんが、そこまでして下見をするのも、掛ける金を考えると割に合わないような。

が、最近、家と職場が近すぎるのも考え物だな、と思う次第。

同じ建物に住んでいる常連客が結構いるんだよ。エレベーターで一緒になったりするとかなり気まずいねw。部屋の階もばれるし、下手すりゃ名前までわかる。

一度、家の建物の敷地で話しかけられたことがあるよ。駄目な日だろうと踏んで店には行かず、昼過ぎに車の掃除とかをしていた時だったんだけど、いきなり「今日は駄目ですか?」と聞かれたw。適当な答えをしておいたけど、完全に素性がばれているねw。

なんせ、向こうもある程度こちらの財布が見えているからね。額は兎も角としても、少なくとも、店で俺が勝ち組にいる、ってことは向こうもわかっている。相手が反対側にいることはこちらもわかっているから、何て答えていいものやら。

俺はこの辺の処理が苦手。基本的に本音でしか話さないので。愛想笑いとかをするのが非常に面倒臭い。だからこそ、パチ屋でもイヤホンをして、極力話し掛けられないようにしている。

要するに、普段から、負け組みを「アホ」と思って見下しているから、その本音を隠して話すのが面倒なんだよね。オカルト話なんかにいちいち付き合ってられんし。

が、家の敷地内で話すとなると、どうにもならん。イヤホンもしてないから、そういう逃げ方は不可能。よって、うまい処理が必要だが、これを強いられると言うのは相当な苦痛。同じ建物にいるだけに、本音で話したりして、変な角も立てたくない。

(続)

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