【九州紀行・31】大隈記念館

旅行記

114日金曜。ミチヲとエミリーはすけこまし君の家に泊まっていたので、ホテル組の俺らと朝に合流。昨晩は、いい感じに酒も入ったのもあって、ホテルでしっかり寝れたので、農作業の筋肉痛や寝不足も完全に回復。清々しい朝だ。

今日は福岡に向かう。だが、ホテルのチェックインは昼過ぎが普通で、時間があるので、佐賀市内を観光する事に。荷物を駅のコインロッカーに入れて、俺の希望で、大隈記念館へタクシーで。

入学式すら参加せず、6年の在籍で22単位しか取らず、授業にも殆ど出ず、麻雀と酒とパチンコの日々で、学費を払わずに退学になっている俺には、愛校心もなければ、その創立者に対する特別な敬意も全くないが、有名所は見て置こう。

大隈重信生誕の家の隣に、この記念館はある。有名人の割にこじんまりとしている。館内に入って真正面にある、立派な赤い階段とガウンが印象的。

このガウンは「アカデミックドレス」と言う奴で、菱形の偉そうな帽子と共に着る。このカラーは現在も早稲田のスクールカラー。

館内では演説が流れている。なかなか雄弁家ではあるな。「であるんである!」と言うのが口癖で、回りくどいけれども、この力強さが大衆に受けた様だ。死んだ時期は山縣有朋とほぼ同時期だが、山縣が不人気でひっそりとした葬儀になったのに対し、大隈の方には一般人も含め30万人が参列したとか。

(続)


そんなに大きくはない。

駅からは離れている。

偉そうな階段。

アカデミック・ドレスと言うそうだ。

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